型取りの方法には、寒天とアルギン酸という材料を2つ使ってとる方法と、シリコン系の材料を使って取る場合がありますが、青山ホワイテリアではすべての治療でシリコンの材料を使っております。シリコンの材料は一方の材料と比べて、型取りのコストが高く、硬化までの時間もかかりますが、型取り後の寸法変化が少なく、また、歯茎の奥の方まで型取りをしても、ちぎれる事無く精密な型取りができます。その他、1回の型取りで2、3個のセラミックを作るための模型を製作できるというメリットもあります。
このようにシリコンでの型取りは時間のかかる処置ですが、セラミックの適合が悪いと、歯茎がすぐに暗くなったり、汚れが溜まったり、新しい虫歯の原因になるため、様々なテクニックを使って精密な型取りを行う必要があります。
通常前歯2、3本のセラミックの型取りにトータル1時間30分程度かかります。
型取りまでの準備等の時間が長く、患者様には苦しい時間に感じるかもしれませんが、お口の中で長年キレイな状態を保てるようなセラミックを作るには、このような型取りを行う必要があります。
また、この型取りは必ず成功するというわけではありません。仮歯の適合状態、出血などによりシリコンの材料を使ってもキレイに取れない事があります。キレイに型取りをするために、型取りの直前に歯と歯茎の間に糸を入れます。(歯肉圧排とよびます)この操作も時間がかかり、麻酔が必要で、型取りの後に痛みが出る事もありますが、歯茎の奥の方まで(根っこの部分まで)型取りするには、必ず行う必要があります。
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