前歯に小さな虫歯が出来たときには、白いプラスティックとセラミックが混ざった材料の詰め物をします。虫歯の大きさが大きいと、神経の処置が必要になったりします。
この小さな詰め物のことをコンポジットレジンと呼んでいます。
小さな虫歯の治療ですが、本物の歯と色を合わせたり、形を合わせたり、表面のつやを合わせるのは意外と簡単にはいきません。
前歯の小さな詰め物の色をきれいにしたいという患者様が大勢来院されますが、難しい色の場合には1本つめるのに1時間以上かかることがあります。
保険診療と違い、時間(1本約1時間)も費用もかかりますが、笑ったときに小さな詰め物でも意外と目立つことがあります。虫歯ではない部分を削ってセラミックにしなくても、歯の構造通りに何色ものコンポジットを使うことで、見分けがつかないような詰め物をすることが出来ます。